今日LINEが発表したサービスの中の一つ「LINE payカード」が凄すぎます。ポイント還元率2%・ポイント交換先など。同時に発表の格安SIM「LINEモバイル」の話題も。
LINEが格安SIMとプリペイドカード事業に参入
本日開催された「LINE CONFERENCE TOKYO 2016」でLINEは格安SIM事業とプリペイドカード事業に参入する事を発表しました。
LINE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:出澤 剛)は、キャッシュレス・ウォレットレス社会の実現を目指し、1) モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」のチャージ・決済の提携先のさらなる拡大、2) オフライン店舗でも利用できるプリペイドカード「LINE Pay カード」の発行開始、3) LINEの各種サービスなどで貯めて使える「LINE ポイント」の開始を発表しましたので、お知らせいたします。
私はその中でもプリペイドカードの方に注目。キャリアだとauの「au WALLET」やソフトバンクの「ソフトバンクカード」辺りが有名ですが、その存在を脅かすんじゃないかと勝手に思ってます。
LINE payカードの凄いところ
多分LINEを使ってる全ての人がおトクになるサービスです。LINE使ってない人もこれ目当てにLINE始めてくださいと言って良いほど。
決済のポイント還元率
100円ごとに2 LINEポイント付与されます。還元率はなんと2%。これはポイントが付きやすいクレジットカードですら平均1〜1.5%ですので驚異の還元率です。
JCBのカードが使える国内外約3000店舗で利用可能。コンビニ・スーパー・ドラッグストアやAmazon等のネットショッピングなら大体使えますね。
恐らくですが毎月引き落とされるものは弾かれるでしょう。おサイフケータイ系もチャージが出来てもポイントつかないとかあると予想。
Suicaはチャージもpt付与もOKです: LINE payカードが届いたので早速利用。使えないお店とポイント付与
申し込みに年齢制限なし。プリペイドなので使いすぎも心配なさそうです。さすがにオートチャージする場合なんかは事前に銀行口座を登録しておく必要がありますが、コンビニ払いなんかもできます。
ポイントの交換先が豪華
上記の付与されるポイントは新たにリリースの「LINEポイント」。既存の『LINEフリーコイン」は4/25に統合されます(1コインにつき2.4LINEポイント)。
LINEポイントはLINE payにチャージできるので、スタンプ購入の際使ったりすることができます。有効期限は最後に決済してから180日です。つまりLINE payで決済し続ければ実質有効期限はありません。
私が気になったのが他ポイントへの交換の提携先。
Amazonギフト券 nanacoポイント Pontaポイント WAONポイント
知ってると思いますがnanacoの運営元はセブンイレブンやイトーヨーカドーのセブン&アイHD。WAONの運営元はイオンです。言わばライバル企業同士と提携を結んじゃいました。LINE恐るべし。Amazonでのお買い物に使えるギフトにも交換できるのは便利ですね。
等価交換なのかが気になりますが詳細は不明。LINEフリーコインは2.4コイン=1円なので等価交換になりそうな感じですが。
日本人ならどれか一つは溜めてるポイントはあるはずなので、LINEポイントを貯めて使うときはnanacoカードにチャージなんてことも出来ますね。
4/25追記:nanaco・Ponta・Amazonギフト券に交換できるようになりました! 詳細はLINEポイント交換先にPonta・Amazonギフト・nanacoが追加。最強のポイントサービスかもをどうぞ。
LINEの格安SIM「LINEモバイル」
プリペイドカードの方に興奮しすぎて遅れました。LINEモバイルについても解説します。いつかはやるだろうと私は思ってましたが、本日今夏を目処にMVNO事業に参入する事を発表しました。特徴は何なのか。
LINE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:出澤 剛)は、本日開催された「LINE CONFERENCE TOKYO 2016」において、新たにMVNO(仮想移動体通信事業者)事業に参入、「LINEモバイル」として今夏を目処にサービスを開始することを発表いたしましたので、お知らせいたします。
LINE・Facebook・Twitterの通信量はカウントなし
TwitterやFacebookの観覧・投稿や、LINEでのトークやりとり・タイムラインや無料通話は通信料にカウントしないそう。
Facebookはあまりやりませんが、私はTwitterは結構な頻度で使います。タイムライン見るのが主ですがツイートはそこそこ行っています。
通話はドコモのカケホーダイライトで行ってますけど、Twitter・Facebook・LINEが無料であれば結構な節約インパクト。
もし私がLINEモバイルを契約するなら、メイン機に入れて最安運用+他端末からテザリングですかね。ライトユーザーであれば最安プランで十分かもしれません。
またLINEミュージックなどのストリーミングコンテンツも通信料カウントしないプランも考えているとのことです。
料金は最安水準の月540円から
細かいプランは今回発表なかったのですが、料金は540円からとのこと。0.5GBなのか1GBなのかは不明ですが業界では最安水準。
借りる回線は他社と同じくドコモ系となりました。料金的にもサービス的にも後発ですがまずまずのサービス内容。
9/5追記:詳細が発表されました。ラインモバイルの特徴・月額料金まとめ。Twitter・Facebookの通信量カウントなしのプランもアリをどうぞ
LINE payカードは今日から申し込み可能
MVNO事業は夏からですがLINE pay自体は前からやってます。私は使ってませんでしたが今回のプリペイドカードの方は実店舗で重宝しそうです。
申し込みは今日から。私は早速申し込みました。カードは一週間〜10日ほどで到着しカード番号等を入力すればすぐ使い始められます。早く使いたいなあ…。
関連:LINE payカードが届いたので早速利用。使えるお店とポイント付与
ECサイト(ウェブサイト販売)の決済を拡大することも発表しているLINE pay。いつかキャリアと並んで決済方法に現れそう。期待が膨らみますね。